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リヒャルト・デーデキント

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リヒャルト・デーデキント

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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ユリウス・ヴィルヘルム・リヒャルト・デーデキントデデキントJulius Wilhelm Richard Dedekind1831年10月6日 - 1916年2月12日)は、ドイツブラウンシュヴァイク出身の数学者代数学数論が専門分野。彼の名前にちなんだ数学用語としては、デデキント環デデキント切断などがある。

概要

デデキントは、基礎解析の算術化、および現代の代数的整数論を構築した主要な数学者の一人で、加群イデアルベクトル空間といった概念を生み出した。また、彼はガウスディリクレリーマンの著作の編集者としても活躍した。

デデキントは自分の編集したディリクレの『整数論講義』の第二版の補遺の中で、イデアルの基礎づけ、『連続性と無限』(1872)の中では「デデキント切断」によって、実数論の基礎づけを与えた。数論を、公理論的に記述しようとした先駆けである。また、ガロア理論に関する最初の講義を行ったことでも知られている。

彼は、多くの優れた数学者たちとの交流の中で、独自の理論を発展させた。リーマンの友人として、死後にリーマンについての伝記を執筆した。デデキントとカントールとの交流は、初期集合論の発展のきっかけとなった。

参考文献

  • デデキント『数について――連続性と数の本質――』河野伊三郎訳、岩波書店〈岩波文庫〉、1961年 ISBN 4003392418
  • ディリクレ、デデキント『整数論講義』酒井孝一訳、共立出版〈現代数学の系譜5〉、1970年。ISBN 4320011589
  • E・T・ベル『数学をつくった人びと』第Ⅲ巻、田中勇・銀林浩訳、早川書房〈ハヤカワ文庫 NF 285〉、2003年。ISBN 4150502854
  • 原著:Eric Temple Bell, Men of Mathematics, Simon and Schuster, New York, 1986. (Hardcover) ISBN 0671464000/(Paperback) ISBN 0671628186

外部リンク


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